着せかえ人形の館(準備中)

きせかえ人形、とは?

子供の頃、色々な着せかえ人形で遊んだ。立体の服を脱ぎ着できる子供向けのファッション人形は、私の場合リカちゃんではなくスカーレットちゃんだったが、それらの他にも薬局でもらうカエルの指人形や、寝かせると目をつむるだっこ人形など、結構あった。

貧乏性なのかなんでもとっておく私だが、それらは今は、現在の私の自宅の居間よりも広い、実家の納戸にも保管していない。当たり前の話だが、多分はるか大昔に捨ててしまったのだろう。

にもかかわらず、7、8回もした引っ越しの際にも連れて来てしまった人形達がいる。

子供の頃、白い自由帳やぬりえノートの裏表紙についていた(紙の)着せかえ人形である。

もちろん、場所をとらないからというのが何よりの理由であるが、やはり愛着があったのだろうと思う。好きで数を集めていたので、人形と着せ替えの服が混じってしまわないように、人形には個別の名前をつけていた。最初はノートについていたキャラクター名をつけて人形の裏に書いていたが、同じ作者のキャラクターの人形が2枚以上あると区別できなくなるので、オリジナルな名前もつけていた。それがまた、今見るとこっぱずかしい名前をつけていたりして、しみじみ、私って馬鹿だなぁと思う。

赤毛のアンじゃないが、「アンジェリカ」とか「ジェラルディン」とか。いやはや……。

さて、私にとって(紙製の)着せ替え人形の基準は以下のものです。

* 紙製であること。マグネット製や木製の人形もあるが、あくまでも紙製であること。また、シールタイプの着せ替え人形は耐久性がほとんどないので除外する。
* 昭和40年代の漫画および漫画家によるものであること。いちおう古いタイプの着せ替えも載せてあるが、私自身はそれらでは遊んだこともなく、これからも「懐かしい」気持ちで集めることはない。

きせかえ人形の種類

私が遊んだ当事の着せ替え人形を、販売形態他などによりとりあえず以下の分け方をしてみた。

* 自由帳やぬり絵ブックなどの最後のページや中ほどに挟み込まれて着せ替えがついていたノート型。一番愛用したタイプ。なお、昭和40年代の少女漫画家によるショウワノートやセイカノートのキャ ラクターグッズにはそれぞれ以下の名前がついていた。

牧美也子
シルビア
里中満智子
エル
谷ゆきこ
フルフル
わたなべまさこ
マーガレット
望月あきら
ジュリエッタ
赤松セツ子
エレン
花村えい子
マドレーヌ
服部真理子
ボンジュール
高橋真琴
パリジェンヌ
その他
昔のノート倉庫
*子供服メーカのノベルティや雑誌の付録など。
駄菓子屋などで着せ替えだけで売っていたもの。
海外もの。

きせかえ人形の館

準備中